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日本人力士の失われた10年

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ー 日本人力士の失われた10年 ー

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  •  ●記事
    •   ■日本人力士の
         失われた10年
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■本文


先の大相撲初場所では、
佐渡ヶ嶽部屋の琴奨菊が優勝を収め、
日本出身力としては、実に元大関
栃東以来、10年振りの優勝となりました。
当時、大関栃東の2003年初場所の成績は、
14勝1敗。
今回優勝した、琴奨菊の対戦成績も
14勝1敗となります。
琴奨菊は1984年生まれの31歳。
出身は福岡県柳川市。
所属部屋は名門佐渡ヶ嶽部屋。
現在、佐渡ヶ嶽部屋は千葉県松戸市、
最寄り駅は北総線松飛台駅になります
ので、普段は松戸市で稽古をしている
ことになります。
佐渡ヶ嶽部屋は嘗ては、横綱琴櫻が
所属していた部屋であり、
冠名「琴」で知られている部屋であり
ます。
有名なところだと、大関 琴光喜、琴欧州、
関脇 琴錦等が所属しておりました。

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ところで、10年振りの日本出身の
力士優勝ということは、
逆を反せば、10年間日本出身の
力士が優勝できなかったということ
になります。
ここでは、その10年間の優勝実績に
ついてご紹介したいと思います。
2006年(平成18年)初場所の栃東の優勝
、 今回の2016年(平成28年)初場所の琴奨菊
の優勝を除くと、この間の全場所数は
58回開催されたことになります。
2011年(平成23年)3月場所は、
大相撲が八百長問題で揉めて、
開催を中止しております。
この間の優勝力士を見ますと、
 1位 白 鵬  34回
 2位 朝青龍  11回
 3位 日馬富士 07回
 4位 鶴 竜  02回
 5位 琴欧洲  01回
 5位 把瑠都  01回
 5位 旭天鵬  01回
 5位 照ノ富士 01回
となります。
国別で見ますと、
 1位 モンゴル出身  56回
 2位 ブルガリア出身 01回
 2位 エストニア出身 01回
となります。
旭天鵬は日本に帰化した
力士ですの、国籍は日本人扱い
ですが、出身国はモンゴル
となります。
また、優勝力士の優勝時番付
を見てみますと、
 1位 横 綱  46回
 2位 大 関  10回
 3位 関 脇  01回
 3位 前 頭  01回
となります。
現在、大相撲の番付は
横綱が3人で、
三役(大関・関脇・小結)は
大関4人、関脇2人、小結2人の
計8人になります。
三役以上の日本人は力士の
数は6人で最多です。
以下、モンゴル4人、
ジョージア1人と続きます。
大関の優勝回数を考えてみても
もう少し日本出身力士が
活躍しても良いのかもしれません。
ところで、琴奨菊が豪栄道との
一番をリアルタイムで視聴された
方も多かったのではないでしょうか。
この試合の視聴率は20%を越えており、
この日の最高瞬間視聴率は全国で29.2%
だったそうです。
琴奨菊が豪栄道を破って、のし袋を貰う
際に、「矢」を一緒も受け取っていました。
それを気にされた方もいるのでは
ないでしょうか。
これは、大相撲行事の一種となります。
大相撲では千秋楽(最終日)の結びの3番
取組の前に、「これより三役」と
アナウンスして、「三役揃い踏み」と言う
儀式を行います。
この後取組を行う東力士の3人が土俵に上がり、
前一人、後二人で四股(しこ)を踏み、
西力士の3人が土俵に上がり、
同じように四股(しこ)を踏む、
という儀式を行います。 そして、その後の取組で勝った力士に、
矢、弦、弓が与えられます。
それぞれ、受け取るものには意味があります。
最初の取組(結びから3番目)に勝った力士には、
「小結にかなう」として矢が与えられます。
2番目の取組(結びの前)に勝った力士には、
「関脇にかなう」として弦が与えられます。
結びの取組に勝った力士には、
「大関にかなう」として弓が与えられます。
しかし、現在では弓を与える儀式は省いています。
勝った力士はのし袋をのみを受け取ります。
その代わりに、弓取りの作法を心得た弓取力士が
弓を受け取り、結びの取組に勝った力士に代わって、
弓取式という儀式を行っています。
ちなみ、この弓取りの儀式は、弓取専属の力士が
行うのですが、大相撲の世界では
「弓取力士は出世しない。」
というジンクスがあります。

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